冬の行事と行事食
雪が降り積もり、生き物たちも身をひそめる冬。
寒さが厳しいというだけで、冬は嫌い!という方もいらっしゃることでしょう。
でも、この厳しい寒さがあるからこそ、日本には、おいしい日本酒や味噌、醤油が存在しています。
七五三 11月15日
◎行事食:千歳飴・赤飯
七五三は、女の子は三歳と七歳、男の子は三歳と五歳の年に、これまでの成長に感謝し、将来の健康と幸福を祈る行事です。
千歳飴は、長寿を願って細長く、縁起が良いとされる紅白の色が付けられており、その袋には、縁起物の「鶴亀」や「松竹梅」が描かれています。
大晦日 12月31日
◎行事食:年越しそば
大晦日には年越しそばを食べるという風習は、定番中の定番かもしれませんが、中には「年越しうどん」という地域もあるようです。
お正月 1月1日
◎行事食:おせち料理
古き時代の宮中では、正月や五節句に「節会」と言われる宴が催されていました。
その際に、神様に供えたり、振舞われる料理を「御節供」といいます。
おせち料理の「おせち」は、御節供が略されたものです。
人日の節句 1月7日
◎行事食:七草粥
人日の節句ってなに?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、行事食をみれば、七草ね!と解っていただけたのではと思います。
小正月 1月15日
◎行事食:小豆粥
小正月は、かつて旧暦を利用していた頃の風習が、現在まで受け継がれているものです。
歳神様を迎える「お正月(大正月)」に対し、豊作や繁盛を祈る家庭的なものが「小正月」となります。
節分 立春の前日
◎行事食:恵方巻き
節分の日は、立春の前日にあたります。
旧暦の時代には、立春から1年が始まるという考え方もありました。
節分とは、まさに!季「節」を「分」ける日だったのです。
節分には豆まきというのも、定着している行事のひとつですね^ ^