【贈るもの】
かつては塩鮭、数の子、塩ぶりなどの魚介類が多く贈られました。とくに鮭やぶりなどの出世魚は「年取り肴」といって、年越しに食べる風習があり、塩引きされたものは長期保存も効くことから、お歳暮としても好まれました。
この時期登場する「新巻鮭」は、鮭が「裂け」に通じて縁起が悪いので、塩鮭をわらで巻いて贈るようになったものです。
今でもお歳暮には年越し・正月に使える食料品を贈るのが主流です。産地直送品や老舗、こだわりのグルメなどバラエティに富んでいますが、大切なのは相手に喜んでいただけること。先方のご家族の好みのものを選ぶとよいでしょう。
【贈る相手】一般的には、身内は両親、親戚などと、仲人、先生、先輩、上司、取引先、知人、友人などお世話になった方に贈ります。
基本的には同等以上の方に贈るものですが、とくに決まりがあるわけではありません。
また、一般的に仲人へのお歳暮は3年間でよいといわれています。
会社によっては贈答品のやりとりを禁止している場合もあるので注意してください。
※喪中の場合
お歳暮はお祝いごとではなく日頃の感謝を伝えるものなので、当方・先方のいずれかが喪中でも差支えはありません。ただし、四十九日が過ぎていない場合には、時期をずらして「寒中御見舞」「寒中御伺い」にしたり、紅白の水引きを控えたりすると良いでしょう。
【お歳暮の相場】
金額は、両親や上司など目上の方に対しては5,000円程度、友人など気軽な相手に対しては3,000円程度が相場です。おつき合いの度合いによって相場も違います。特別にお世話になった相手には1万円を超えることもあります。
お中元とお歳暮の両方を贈る場合には、お歳暮のほうが高額になる傾向があります。いずれにしても、お互いに負担にならない程度のものが適切です。