【年賀状の作成はいつから?】
新年の挨拶として年賀状を送るなら、ふさわしい時期に届くように発送したいものです。お正月気分が抜けてから届く年賀状では、あまり体裁はよくないでしょう。
一般に「松の内」と呼ばれる7日までなら許容されるとも言われますが、松の内の解釈も15日までとする説もありますので、新たな年を迎えた喜びがあるうちに届けるのがマナーです。
【元旦に届けたいならいつから作るか】
年賀状の準備には、それなりに手間がかかるものです。労力をかけて送るのですから、できればきちんと元旦に届くように手配しましょう。
しかし、投函は、ただ早ければよいものでもありません。なぜなら、早すぎると一般の郵便と判断され、時季外れの配達になってしまう恐れがあるからです。
確実に元旦に届けたいなら、12月20~25日を目途に投函することをおすすめします。それ以降だと、三が日を過ぎてからの配達になってしまうこともあります。
【年賀状期間が過ぎたら寒中見舞いに】
「どうしても年賀状の準備ができなかった」「大切な人に出し忘れてしまった」。そのようなケースもあるでしょう。それでも春の前にあいさつ状を送りたい時には、どうすればよいでしょうか。
その場合には、寒中見舞いにするという手があります。寒中見舞いという言葉を初めて耳にする人もいるかも知れません。しかし、以前からある風習の一つです。
暑い時期に相手の体を思いやる暑中見舞いは広く知られています。同様に厳しい寒さの中でも健康で過ごしていることを願い、寒中見舞いを宛ててみてはいかがでしょうか。
寒中見舞いは、喪中の家庭への年賀状代わりの挨拶としても活用できます。